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ZXCJV-800kV/40kJ全自動インパルス電圧発生器は、110kV以下の高電圧電気機器（リングメインユニット、遮断器、負荷開閉器、複合碍子など）の全波雷インパルス電圧試験専用に設計された完全なシステムです。定格電圧800kV、公称エネルギー40kJで、GB/T 16927.1などの国内および業界標準におけるインパルス試験の要件を満たしています。
発生器本体は、スイスHAEFELY GmbHのSGSシリーズ主回路設計を採用し、高度にコンパクトな構造を実現しています。システムは8段構成で、各段の電圧は100kV、容量は5kJです。各段は1.0μF/100kVの乾式完全絶縁固体誘電体コンデンサを使用しており、低インダクタンス、軽量、油漏れの危険がないことが特徴です。通常の動作条件下では、ケーシングの変形は1mm未満です。
ボールトリガー機構を採用し、無極性トリガーを実現しています。トリガー範囲は20%以上、高速かつ正確な位置決め、摩耗を最小限に抑えています。波頭抵抗と波尾抵抗は、コンスタンタン線を非誘導巻線板構造で採用し、外部を絶縁性樹脂で真空注型しています。コネクタは3mmステンレス鋼スプリングプレスを採用し、信頼性の高い接触と滑らかな出力波形を保証します。システムには3組の調整抵抗と1組の充電および保護抵抗が装備されており、長時間の連続運転をサポートするのに十分な熱容量を備えています。
コア制御システムは、プログラマブルロジックコントローラ（PLC）をベースとしたZX-CS-2020全自動制御システムを採用しています。制御信号とステータスフィードバックは、2芯光ファイバーケーブルを介して伝送され、電磁干渉を効果的に遮断します。システムは、手動、自動、およびプログラム可能な制御をサポートし、サイリスタ電圧調整、定電流充電（電圧安定性0.5%）、自動ボールギャップ調整、充電電圧のLCD表示（精度1%）、および故障保護機能を備えています。
測定システムは、DIMS-6000デジタル衝撃測定システムを採用しており、高速デジタルデータ収集カード（サンプリングレート1.0GS/s、帯域幅100MHz、8ビット分解能、2チャンネル、チャンネルあたり10Kレコード長）とZXCR-800kV/800pF弱減衰容量性電圧分圧器（部分応答時間<100ns、オーバーシュート<10%、電圧分圧比の不確実性<1%）および専用減衰器を備え、衝撃波形の正確な取得と分析を実現しています。
システムは、自動電磁石接地機構を備えており、接地抵抗（≤0.5Ω）を介して第1段コンデンサを接地します。接地操作は充電制御と連動しており、過電流および過電圧保護、ならびに絶縁フィルタリングおよびシールド設計を組み込んでおり、機器とオペレーターの安全を確保しています。
アプリケーションシナリオ
このシステムは、電力機器メーカー、第三者試験機関、研究機関、その他の組織で広く使用されています。変圧器、高電圧開閉装置、リングメインユニット、遮断器、負荷開閉器、複合碍子など、さまざまな電力機器の絶縁性能の検証に適しています。型式試験、工場試験、研究試験を実施でき、電力機器の安全な運用を確実に保証します。
完全なシステム構成には、整流充電電源、コンデンサ電圧分圧器、測定および制御システム、調整抵抗グループなどの主要コンポーネントが含まれています。20年を超える設計寿命があり、高電圧インパルス試験に最適です。
